不連続パーコール密度勾配法で分離したウシ精子標本における迅速FISH法によるX精子とY精子の評価
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概要
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不連続パーコール密度勾配法により、ヒトX精子とY精子の分離が報告されているが、その評価法に問題があることが指摘されている。本研究は、この密度勾配法をウシ精子に応用し、迅速FISH法でその精度を評価することを目的とした。さらに、カフェイン処理により運動性を促進させた精子におけるX精子とY精子の偏りを調べた。7段階の不連続パーコール密度勾配法で分離した結果、ウシ精子は大きく、二つの集団、活力ある底部画分と活力の弱い上部画分に分画された。上部画分でのYシグナルを持った精子(Y精子)の割合(52.9%)は理論値よりわずかに多く偏ったのに対し、低部画分でのその割合(44.3%)は理論値より有意(P
- Japanese Society of Animal Reproductionの論文
- 2004-08-00
Japanese Society of Animal Reproduction | 論文
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