小麦新品種'ダブル8号'の育成
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概要
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中間地帯の黒ボク水田や畑作に適した硬質小麦新品種'ダブル8号'を育成した。早生、硬質、多収を育種目標に'ハルヒカリ'を母に'シラネコムギ'を父とした人工交配のF1に'シラネコムギ'を父とした戻し交配を行い派生系統育種法により選抜・固定をはかってきた固定品種である。'農林61号'に比較して熟期は同熟、耐倒伏性に優れるが収量は水田ではやや低収であるが畑では多収である。タンパク質含量が高く醤油やパンなどに適する硬質小麦である。
- 群馬県農業試験場の論文
- 2003-03-00