体外受精の妊娠成績
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概要
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季節により、体外受精の妊娠成績に差があることが指摘されている。我々の施設でも1998-1999年は6月、7月の成績が他の月に比較して低かった。2000年より培養室の室温を25℃で一定に維持するようにしてから6月、7月の変動もなくなり、かつ2000年以降はそれまでの年度に比して有意に妊娠率の上昇が認められた。従って室温を25℃の一定に維持することは、体外受精の成績に重要な因子であることが確認された。
- 日本哺乳動物卵子学会の論文
- 2002-10-00
日本哺乳動物卵子学会 | 論文
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