高炉スラグ微粉末を用いた高強度コンクリートの疲労特性
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概要
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高炉スラグ微粉末を混和材として用いた高強度コンクリートの圧縮疲労試験を大気中乾燥状態および水中湿潤状態で行い、その疲労強度および歪等の疲労特性を普通コンクリートと比較しながら検討を行った。その結果、高強度コンクリートの200万回疲労強度は普通コンクリートと同程度であり、大気中においては静的強度の65%、水中においては39%であった。また、大気中疲労では微細ひび割れが徐々に増加し破壊に至るのに対して、水中疲労では破壊直前に微細ひび割れが急激に増加し破壊に至ることが明らかになった。
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