アラミドテープを巻き付けたRC橋脚模型の静的耐荷性状
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
RC橋脚の耐震補強工法として、施工が簡便なアラミド繊維製のテープを橋脚に巻き付ける方法を提案し、単一柱形式の橋脚模型を用いて水平単調加力試験によって静的耐荷性状を検討した。本研究では、特に橋脚断面の寸法比、段落しの有無、アラミドテープの補強量に着目して検討を行っている。その結果、1)アラミドテープの巻き付けによってせん断破壊が防止できる。2)曲げ破壊を示す場合でも、巻き付けによる補強量が多い場合には終局変形量が増大し、靭性能の改善効果が見られる。3)巻き付けの補強効果は、幅の狭いテープを密に配置した方が高い。などが明らかとなった。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 1996-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
- モルタル梁のコンテスト形式による学生実験の改善と教育効果
- ロシアサハリン2プロジェクト--スラグ高配合高炉セメントを用いた寒冷地におけるコンクリート工事 (特集 海外工事への新たなる挑戦) -- (海外工事の事例)
- 中東の厳しい環境下におけるコンクリート事情について--カタール国:新ドーハ国際空港建設工事 (特集 海外工事への新たなる挑戦) -- (コンクリートにかかわる海外事情・情勢)
- ドイツおよび韓国における建設産業の国際展開支援策 (特集 海外工事への新たなる挑戦) -- (国際展開に向けた人材育成と支援事例)
- 工事記録 海水環境にある排水機場の劣化調査とリニューアル工事