段落し部をAFRPシートで曲げ補強したRC柱の定変位繰り返し載荷実験
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概要
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本研究では、AFRPシートで曲げ補強した段落し部を有するRC柱の耐荷性状に関する検討を行うことを目的に、AFRPシート曲げ補強RC柱の定変位繰り返し載荷実験を実施した。本実験では変位振幅を3種類設定して繰り返し載荷実験を行い、変位振幅の大きさや作用軸力の影響等に関する検討を行った。その結果、1)変位振幅が2dy以下の場合には、シートは剥離しないこと、2)荷重低下は、段落し部近傍におけるシートの部分剥離の進展によること、3)軸力を作用させることによりシートの部分剥離の進展が遅延すること、等が明らかになった。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 2004-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
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