AFRPシート曲げ補強RC梁の破壊性状に及ぼすシート接着長の影響
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概要
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本研究では、AFRP シート曲げ補強 RC 梁のシートの剥離性状に及ぼすシート接着長の影響を検討することを目的として、シート接着長が異なる曲げ補強 RC 梁の静載荷実験を実施した。その結果、1) 定着部接着長と必要定着部接着長の比である定着部接着長割合が 0.46 以上 1.0 以下の場合は、載荷点と端部における複合ピーリングにより剥離するが、計算耐力および変位の 90 % 程度以上を確保できる曲げ圧壊型に分類される、2) 定着部接着長割合が 0.37 以下の場合には端部ピーリングが卓越し剥離破壊型となる、等が明らかになった。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 2004-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
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