敷砂を設置した落石覆工用PRC桁の重錘落下衝撃実験
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概要
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PC 鋼材の緊張率を従来の 50 % に低減し、下端筋鋼材に総ネジ PC 鋼棒を使用した高耐荷力およびエネルギー吸収性能に優れた落石覆工用 PRC 桁に対して、実設計に即して 90 cm 厚の敷砂緩衝材を設置した場合の耐衝撃性状を検討することを目的に、実規模試験体を用い 5,000 kg 重錘を最大 27.5 m から落下させる重錘落下衝撃実験を実施した。その結果、終局破壊形態がせん断破壊型から曲げ破壊型に推移し設計落石荷重に対して十分な安全性を有しており、実構造として十分適用可能であることが確認された。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 2004-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
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