RC版の押し抜きせん断破壊に関する三次元弾塑性有限要素解析
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概要
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本論文では,三次元弾塑性有限要素法を用いた押し抜きせん断破壊を含む 4 辺支持 RC 版の破壊挙動を適切に再現可能な数値解析手法の確立に関する検討を試みた。解析では,離散ひび割れ手法を用い,押し抜きせん断破壊面の破壊や鉄筋のすべり等の幾何学不連続破壊をモデル化している。解析手法の妥当性検討は,主鉄筋比の異なる 2 体の 4 辺支持 RC 版に関する解析結果を実験結果と比較することにより行った。検討の結果,提案の解析手法を適用することにより実験結果の耐荷性状や破壊挙動を大略再現可能であることが明らかとなった。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
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