高強度コンクリートの耐凍害性に及ぼすマイクロクラックの影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
乾湿繰り返しによって高強度コンクリートに生じる微細ひび割れが吸水性状と耐凍害性に及ぼす影響をCIF試験により検討した。乾湿繰り返しによって骨材界面及びマトリックス部分の微細なひび割れが増加し,さらに組織も粗くなることによって吸水が促進され,耐凍害性が著しく低下した。高温での乾燥は限界飽水度を低くし耐凍害性を低下させた。夏期は50℃程度の乾湿繰り返しを受ける可能性があり,HPCの場合でも良質な空気泡の連行が必要であることを示した。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 2005-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
- モルタル梁のコンテスト形式による学生実験の改善と教育効果
- ロシアサハリン2プロジェクト--スラグ高配合高炉セメントを用いた寒冷地におけるコンクリート工事 (特集 海外工事への新たなる挑戦) -- (海外工事の事例)
- 中東の厳しい環境下におけるコンクリート事情について--カタール国:新ドーハ国際空港建設工事 (特集 海外工事への新たなる挑戦) -- (コンクリートにかかわる海外事情・情勢)
- ドイツおよび韓国における建設産業の国際展開支援策 (特集 海外工事への新たなる挑戦) -- (国際展開に向けた人材育成と支援事例)
- 工事記録 海水環境にある排水機場の劣化調査とリニューアル工事