軸力と曲げ戻しモーメントの作用する鉄筋コンクリート壁板の強度算定法
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概要
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PCa連層耐震壁の工業化施工をよりいっそう推進することを目的として,一体打ちRC耐震壁と同等の性能を得ることに拘らず,所要の性能を確保できればよいとの観点から,筆者等は鉛直接合部の滑りを許容する構法を考案している。本論文では,このような構造システムを構成するRC壁板の強度を算定する方法を新たに提案し,前報の横長い壁板の実験結果に加えて,縦長の壁板の加力実験を行い,本算定法の適合性について検討した。その結果,せん断破壊時の強度はやや過小評価にするものの実験結果にほぼ対応した。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 2009-07-00
日本コンクリート工学会 | 論文
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