ドイツ近代における日本美術観 : 東洋美術史家ミュンスターベルクのキュンメル批判を基にして
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概要
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本論文では、忘却されてきたO・ミュンスターベルクの論文『ベルリン東洋美術館』を通して、東洋・日本美術に関するかれとキュンメルとの間の見解の相違を明らかにした。二人は日本美術の全体像を把握しようと試みており、さらにミュンスターベルクの場合に日本美術の価値評価は工芸に基づいていたのに対して、キュンメルでは絵画・彫刻に置かれていた。ドイツ近代の日本美術研究は、この二つの傾向の併存によって特徴づけられる。
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