新人看護師の電子カルテを用いた診療記録活用における課題
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概要
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本研究の目的は,新人看護師の電子カルテを用いた診療記録を活用する上での課題を明らかにし,看護基礎教育において電子カルテを活用して看護展開できる力を育成するための教育的示唆を得ることである。対象はA看護大学を卒業後,電子カルテを導入している病棟に勤務している看護師と助産師の18名であった。調査にはグループインタビューを実施し,得られたデータは質的に分析した。その結果,新人看護師は電子カルテを用いた診療記録の活用における課題として,【看護過程の展開】,【記録の記載】,【電子カルテのしくみと操作】,【実務環境】に関する4つの困難感があり,【個人の対策】と【組織における教育】の対策を講じていた。以上から,看護基礎教育では,電子カルテに関する基礎知識の強化や,看護過程を展開し看護記録を電子カルテに記載することを繰り返し実施する必要性が示唆された。さらに,臨床に近い環境を設定するために情報収集に時間制限を設けるなどの授業の工夫も必要である。
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