平安時代における時間状況表現と過去を表す助動詞との関わり
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論は、平安時代における物語作品を資料として、過去を表す助動詞「き」とその複合形式「にき」「てき」「たりき」「りき」のアスペクト的意味を、時間状況表現を通して考察したものである。 その結果、「き」は継続した動作や不特定回数繰り返される習慣的な動作を表すのに対し、「にき」「てき」「たりき」「りき」は一定の期間内に完成した動作を表すという特徴の違いを示すことができた。
論文 | ランダム
- 対話音声の時間構造調節の解析
- 痙縮とシナプス前抑制
- 対話における感性情報 : 時間構造の役割
- 反射 (特集 リハビリテーション医学の基礎--神経生理学の進歩)
- 521. 健常者に対するステップ肢位における脊髄神経機能の変化 : 下肢H波を用いた研究