現代日本漢語における唇内入声音の促音化について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
中国語の音節構造はIMVF/Tで示されるのに対し、日本語はCVのような単純な開音節構造であるため、中国語原音を日本語に受け入れる際に、様々な問題が発生した。韻尾のうち、入声音は原則的に狭母音をつけて開音節化させたが、唇内入声音の受け入れ方は複雑である。例えば、「習シュウ(シフ)」のように語尾が「-ウ(-ウ)」となるもの、「湿シツ」のように「-ツ」となるもの、「雑ゾウ(ザフ)・ザツ」のように「-ウ(-フ)」と「-ツ」の2通りあるものの3パターンの写され方が存在する。このうち「-ツ」は特殊であり、これは無声子音の前で起きた促音によるものとされる。小論では、現代漢語における唇内入声音の促音化について分析し、それをもとに歴史的実態についても推測する。合わせて、字音(漢字の音)と語音(漢語の音)の関係を明らかにしたい。
論文 | ランダム
- 湿潤畑条件下においてイネの物質生産の品種間差異をもたらす形態的・生理的形質
- 自主研究 庁内留学--できる県職員になるための能力開発プラン
- 事例・取組紹介 地図から広がる自治体ホームページ
- 米国地方政府会計に学ぶ--新しい公会計と法定決算の架け橋
- 地域医療に関する考察--保健・医療・福祉の連携の視点から