大学生における月経時の痛み緩和に対する用手リンパドレナージュ(DVTM)の有効性についての検討
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概要
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女子大学生に,月経時の痛みを緩和する対処法としてDVTM(Dynamisation vasculo-tissulaire manuelle)を用い,効果がみられるか検討した結果,以下のことが明らかとなった。1.月経痛度は,月経前に比較してDVTM 実施後の3回とも疼痛度は有意に減少していたが,統制群と比較して有意な効果は見られなかった。2.MDQ の水分貯留得点の分析から,ドレナージュ群と統制群に有意な差は見られなかったが,月経前の得点の推移をドレナージュ群と統制群で比較した結果,実験前から3回目までドレナージュ群の方が低い値を示した。以上のことから,ドレナージュ群と統制群との間に有意な差はみられなかったものの,実験前後では有意に痛みの改善が認められたため,DVTM が月経時の痛みの緩和に効果がある可能性が示された。
- 2011-12-31
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