大学英語授業における読解能力向上に関する一考察―多読・精読の有効性と課題点をめぐって―
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年まで大学の教養英語の読解の授業は、精読中心に行われてきた。しかし最近、主に日本人以外の英語教員によって多読の授業が展開されてきている。それは、Graded Readers 等の平易な英語で書き直された本を、学生が自分の英語能力のレベルに応じて自由に選択して読むという授業形態だが、学生にもおおむね好評のようである。しかし、英文を正確に読むという点では、精読も欠かせない。多読と精読の議論は以前から行われているが、本論ではもう一度、多読と精読の有効性と課題について整理し、1)英語嫌いに悩む学生、2)英語嫌いではないが英語を苦手とする学生、3)英語にある程度の自信を持つ学生に効果的な授業および学習方法を考察する。
- 2012-03-19
論文 | ランダム
- 日本生物物理学会第49回年会報告 日本生物物理学会若手奨励賞 : ―第7回選考過程報告―
- 雨水浸透ますの設置による改善 (まだ間に合う合流式下水道改善対策)
- 雨水滞水池の改造による改善 (まだ間に合う合流式下水道改善対策)
- コンパクトシティは環境改善に繋がるか? : 全国市区町村データを用いた実証分析
- 1920年代タイにおける無主地開拓の進行とその法的規制の試み(上)