児童生徒の暴力行為への理解力を高める教師教育教員養成段階並びに現職教員研修における教育・研修内容の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ここ数年児童生徒の暴力行為の増加が続き喫緊の課題となっている。暴力行為を予防し適切な指導・援助をするためには言語的な攻撃等も含めた攻撃行動自体を対象にし、その行為に及ぶ児童生徒を十分に理解することが基本となる。このような考えのもと、教員養成段階にある学生と現職教員の、児童生徒の攻撃行動に対する理解の実態を事例を用いて調査した。その結果、攻撃行動の理解の基盤となる四つの理論的視座―精神力動的、行動主義的、認知主義的、神経生理学的―のいずれからの理解にも課題のあることが明らかになった。また、児童生徒の攻撃行動を理解するための学習機会は、教員養成段階にある学生にも現職教員にも必ずしも多くないことが想定された。そこで、両者の理解力を養成・高度化するために、四つの理論的視座にコミュニケーションの視座を加えた教育・研修内容を開発し提案した。
- 2012-03-19
論文 | ランダム
- 赤血球,脂質小胞の流動ダイナミクス(最近の研究から)
- FTA(故障の木解析)技法の標準化について(信頼性に関する国際規格の動向)
- (No.272)モード学園コクーンタワーの教室照明(ライティングフォトグラフ)
- 日本産チビガ科の分類学的再検討
- 円板用モードフィルタとその丸のこ腰入れ評価への適用(D&D2009)