「母校訪問」を核とする全学教職課程初年次プログラムの成果と課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
岡山大学は全学の教職課程を担う「教師教育開発センター」を平成22年度に創設し、学部の枠を超えた教員養成教育の質保証に取り組んでいる。教育実習事前事後指導や教育実習ならびに教職実践演習(平成25年度から実施)等を中心とする「全学教職コア・カリキュラム」の企画・運営だけではなく、これらの科目の教育成果とその課題を検証し、FD的視点に基づくカリキュラム開発と改善とを進めている。「母校訪問」とは、教育学部以外の学生(文学部、法学部、経済学部、理学部、工学部、環境理工学部、農学部、マッチングプログラムコース)のうち、改正後の教育職員免許法が適用される平成22 年度以降入学生(現1、2年生)を対象に、センターが独自に開発した1年次生対象のプログラムである。本稿ではその成果と課題の検証を通して、いわゆる「開放制」と「大学における教員養成」の原則に基づいた教員養成教育の可能性を検討する。
- 2012-03-19
論文 | ランダム
- 炭素が開く新分野
- 文明史的転換の担い手は誰か (特集 3・11は何を問うか)
- 緊急発信 巨大な、あまりにも巨大な!
- この一冊 『琉球の国家祭祀制度--その変容・解体過程』後田多敦著
- 「政権交代」の歴史的意味を考察する (特集 民主党"革命"--日本は変わる)