バレーボールのリーグ戦を通した試合前・中の心理的状態の変容
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概要
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本研究では,大学バレーボー選手を対象として,リーグ戦を通した試合前・中の心理状態の特徴や変容について検討を行った。その結果,男女比較による試合前の心理状態に関して,「リラックス度」は男子,「作戦思考度」は女子の方が高い傾向が認められた。また,レギュラー選手と非レギュラー選手による比較においては,「勝利意欲」のみに有意差が認められ,先行研究でのサッカー選手や大学女子バレーボール選手を対象とした結果を支持するものであった。さらに,試合中の心理状態に関しては,勝敗の影響もあり男女で異なる要因がいくつか挙げられた。試合前・中の心理状態がダイレクトに競技パフォーマンスに影響を与えることは多くあり,最近では心理的コンディショニングのためにメンタルトレーニングを実施するスポーツ選手も多くなった。今後は,競技スポーツで最高のパフォーマンスや実力を発揮する上で,男女の特徴や試合の勝敗などの要因を考慮しながら心理的コンディションとの関係を探索する必要がある。
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