An Acoustic Analysis of the Punch Line Paratone in the Japanese Kobanashi Stories
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概要
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Kadooka(2009)、角岡(2011a)において、段落音調の一変種として「サゲ音調」を定義した。段落音調とは、節音調を超えて談話という単位で機能を果たす範疇である。「サゲ音調」とは冗談のオチ(落語では「サゲ」と称する)で声を落とす、ゆっくりと話す、あるいはその直前で間を置くというような一連の特徴が見られるというものである。Kadooka(2011b)では英語の小咄を題材として、そのような特徴を音響分析によって検証した。この小論では、「サゲ音調」を日本語において検証する。題材に採ったのは、落語でマクラに振られた小咄三編である。これらの小咄を、基本・最低・最高周波数、発話間の空白時間(話芸における「間」)等によって計測した。結果は英語の小咄と同様に、「段落音調」と定義された音声的特徴に合致していることが確認された。
- 2012-03-09
論文 | ランダム
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