体育授業における「動きの情報化」に関する一試論 : マットを用いた運動を中心に
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概要
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本研究では,小学校体育授業の器械運動領域における「マットを使った運動遊び」「マット運動」の運動の核となる動き(コアな動き)を『小学校学習指導要領解説 体育編』にある[例示]を分析することより抽出し,さらに平成23年度文教大学教育学部共同研究費助成(タイトルは「体育授業における指導テクニックの収集II」)において実施したアンケート調査によって得られた教育現場における指導言葉並びに指導方法(対象は「マットを使った運動遊び」「マット運動」)を分析し,先の核となる動きとの関連性を考察した.教師による指導言葉や児童間での動きの共有化においては,その動きを言語化して得られた「動きの情報化」が図られなければ機能的に伝達されることは難しい.そういった意味において「動きの言語化」に着目し,どういった「ことば」によって動きが具現化されていくかを調査し報告することは,教育現場のみならず児童にとっても意義のあるものと考える.
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