国分一太郎による生活綴方教育批判の検討 : 1936年から1939年における
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国分一太郎は1930年代において生活綴方教育実践と生活綴方教育運動に関わりをもった人物である.1935年までは生活綴方教育の実践家の一人であり,綴方による生活勉強の実践を展開していた.ところが,1936年以降は生活綴方教育批判の立場に転じ,綴方教育を文字表現指導に限定するとともに,生活綴方教師たちには地域における啓蒙者として活動することを呼びかけることとなった.国分は,生活綴方教育とは別に,教育労働組合運動への参加を理由に検挙された前歴があったため,その教育活動に対して視学等の監視や干渉があった.生活綴方教育に対する国分の姿勢の変化は,戦時体制の進行にともなって監視や干渉が強化されたことに起因している可能性がある.
論文 | ランダム
- コーストル・アンドラのカプ・カーストにおける中指節毛〔英文〕
- 解説 次世代ITを支えて新分野に進出する電子部品の技術動向 (特集1 技術トレンド/マーケット/キーワードが一目瞭然 2002年版 電子部品ガイドブック) -- (CEATEC JAPAN関連スペシャル)
- 平成14年度NHK放送技術研究所公開 新装なったNHK放送技術研究所が先端技術を披露
- 展覧会レポート エレクトロニクス製造・実装機器の総合展示会 「第31回インターネプコン・ジャパン」が開催 (2002年版プリント配線板のすべて--最新技術動向/キーワード/マーケット動向が一目瞭然)
- 技術動向 超高周波・高速化から低ESR・低ESL化、低電圧・大電流化電源ニーズから大容量・高速応答性が望まれている 超高周波・超高速IT機器を支える新開発コンデンサの技術動向 (特集1 最新コンデンサの活用設計入門)