小児造血幹細胞移植におけるクリーンルームへの家族入室についての実態調査
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概要
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造血幹細胞移植ではクリーンルーム(以下CR)へ入室し、無菌管理を行うのが一般的であり、小児の場合は母子分離が余儀なくされることが多く、当病棟でも生着が確認されるまでは家族は入室していない。しかし、文献の中にはCRへの家族の入室を許可している報告もあった。本研究は、小児造血幹細胞移植を実施している全国106施設を対象とし、どのくらいの施設が家族の入室を許可しているのかを調査し、当病棟でも実施可能であるかを検討した。その結果、9割以上の施設が家族入室を行っており、入室に大きく関っていることは家族への感染対策の教育であった。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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