慢性疾患患者のセルフケア確立への援助を考える : 糖尿病患者の自己決定を支えた一事例
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概要
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慢性疾患は、長期的な経過をたどり、予後・治療効果が不確実であり、障害が重複する可能性も高く、また患者の自己管理を必要とするという性質を有する。慢性疾患患者のセルフケア確立への援助を考える場合、念頭においておきたいことは、'確立'までにはある一定期間が必要であり、またその'確立'状況も経過とともに変化しうるということである1)。病状の経過、治療法、環境の変化、自己概念の変化など、その変化をとらえつつ、その時どきのセルフケア確立状況をアセスメントし、問題を明らかにして、介入していくことが必要である。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
- 2009-03-00
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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