人工呼吸器併用の歩行リハビリテーションが有効であった急性間質性肺炎の一例
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概要
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重症急性呼吸不全では急性期治療後にも肺の線維化による低肺機能のため回復が困難のことがある。今回我々は回復期において人工呼吸器併用歩行訓練を施行した患者を経験した。薬剤性の急性間質性肺炎として集中治療を行ったが、回復後に低肺機能を残した。通常のリハビリテーションでは呼吸困難強く回復困難であり、呼吸器離脱への不安も大きかったため、チーム医療による統合的な全身管理を行い、気管切開口より人工呼吸器を装着し歩行訓練を施行し、人工呼吸器離脱、独歩退院した。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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