新人とペア検温をおこなうことがもたらす効果
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概要
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平成20年度より、看護師がペアとなって検温し、同時に指導やベッドサイドでの記録を行うペア検温を導入した。この結果、平成20年度の新人は導入前の平成18-19年度の新人と比較して、基本的看護技術の項目で「手順が分かる」までの達成項目が増えたが、「支援があればできる」までの達成項目は減ったことがわかった。ペア検温は、一緒に検温することで、新人が分からないことがその場で質問でき、またフォローする先輩看護師がその場で新人の問題に気がつくことができ、指導することができるため「教える指導」の機会の増加につながっていた。しかし新人の成長に合わせた「考えさせる指導」「気づかせる指導」が不十分と考えられ、フォローする先輩看護師の姿勢も重要であることがわかった。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
- 2008-03-00
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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