無菌室内に遠隔交流システムを導入した効果の調査・検討
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概要
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H17年より小児科病棟無菌室内に、心理的ストレス緩和を目的として、自宅および院内学級への交流を可能とするシステム「e-MADO」が設置された。その結果、閉鎖的な環境の無菌室で、通信システムによる外部との交流は、教育的・精神的な好影響をもたらした。しかし一方的な通信になると逆にストレスを感じ悪影i響となった。効果的に使用していくためには、院内学級・患児・家族、それぞれの間への個別性を取り入れた介入を行っていく事が必要である。<用語の定義>e-MADO:信大小児科と医療情報部が構築した遠隔交流支援システムのこと。インターネット回線を使用し、無菌病室と院内学級、無菌病室と患児自宅それぞれで、Webカメラとマイクを使ってお互いの様子を見たり、会話をすることができる。(写真1・2)
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
- 2006-03-00
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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