造血幹細胞移植患者における 口内炎の現状と課題
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概要
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当病棟は、2003年11月に非血縁者間骨髄移植認定施設となり、同種造血幹細胞移植を受ける患者が増加した。移植前処置のための大量化学療法と全身放射線療法と移植後の免疫抑制剤の副作用による、口内炎の重篤化が問題となっている。今までスタッフの間には、口内炎は発症するものという認識があり、自然治癒を待つだけと考えていた。しかし移植患者が増加し、今までの関わりに疑問を感じた。移植看護の向上のために「皮膚・粘膜ケア」グループで、口内炎に焦点を当て現在までの口内炎の現状把握と今後の看護の課題を明確にした。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
- 2004-03-00
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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