米国大学生の“internationalであること"の捉えに関する研究
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概要
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本研究は、米国州立大学学生が"internationalであること"の意味をどう捉えているかを明らかにするために実施した質問紙調査結果をまとめたものである。有効回答数は262 であった。international であることに最も大切なこととして選択されたものは、「外国人」大カテゴリーの記述が最多であり、次に多かったのは「知識・知的・経験」大カテゴリーに属する記述であった。記述内容からは、international であるということは自国の外に出た状態という意味合いが強く、外国経験のない米国人学生の多くは、外国から米国に来て生活をしている外国籍の人を思い描く傾向が高いこと、またinternational であることについての評価は高いことが伺われた。international であることに外国経験を重視している結果、米国人学生は自分自身がinternational であると意識している程度は低かったが、international であることは有用なことであり、今後internationalになるよう努力したいという希望は強いという結果が示された。
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