中学生を対象とした体験型教育プログラムの開発
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概要
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初・中等教育における実験実習は科学的興味を引き出し、論理的思考力をつけさせる上で非常に重要な教育である。しかし、これまで初・中等教育では理科の時間の大幅な削減が行われてきた。このため、時間がかかる実験は実施しにくく、机上での暗記が主な学習方法となっている。このためか、理科嫌いの生徒が増え続けている。一方、科学的現象に強い興味を持ち、深く勉強したいと思う生徒へのサポートも不十分なものになっている。これは初・中等教育を行う教員が必ずしも科学のエキスパートではないこと、そして初・中等教育では実験器具不足等の理由により実験を十分に行える環境が整っていないことにも起因する。このような問題を考慮し、本研究では大学が発信する地域への科学啓発活動を提案し、科学研究者・技術者の人材の増加を目的とした実験実習を行った。
- 熊本大学工学部技術部の論文
- 2010-00-00
熊本大学工学部技術部 | 論文
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