X線CTスキャナを用いた粒状集合体の内部挙動の計測手法
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概要
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熊本大学には1996年に産業用X線CTスキャナが導入され、大学各学部の垣根を越えて様々な研究に用いられてきた。その中でも岩盤・地盤工学分野においては試料内部の非破壊検査による研究が数多く行われ、この分野への適用の基礎から先駆的研究まで大きな成果を上げている。2010年にはマイクロフォーカス型X線CTスキャナが新たに導入された。この新装置は従来の産業用CTに比べて解像度が高く、試料内部の細密な密度情報を得ることができる。地盤工学分野ではこの装置を利用して、これまで個別分離が難しかった土砂のような小径粒子集合体の内部観察を行い、粒子そのものの移動や空隙流体の移動を評価する研究が進められている。本技術報告では、新装置を利用した粒状集合体の内部挙動の計測手法の現状と今後の展望について、これまでに行われてきた過去の研究経緯を含めて紹介する。
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