〈心理療法の展開〉不登校支援への視点
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概要
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[要約] 1992年に文部省により出された、不登校は「どの子にも起こる」という見解は、表面的に捉えると、不登校に内包される問題を薄めたり見えづらしたりする=拡散してしまう可能性もあるのではないだろうか。このような問題意識を含めて不登校について考えるきっかけとなった筆者の初期の不登校臨床の経験と、不登校支援を行うにあたって大切であると思われるいくつかの視点についての私見を述べ、不登校は「子どもの成長過程におけるつまずき」であるという捉え方を提起した。
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