群馬県における水圏環境教育の有効性 : 高大連携による水圏環境学習会
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概要
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水圏環境教育とは,海や川などの水圏環境における教育活動を示し,水圏環境リテラシーを高めるには,水圏環境教育が必要不可欠である。本研究では,1 都5 県約2,700 万人もの人々へ水を供給しながらも,水圏環境教育の少ない群馬県に着目し,プログラム作成と水圏環境学習会の実施を行うこととした。この学習会において,参加した児童やその保護者,高校生スタッフへのアンケート調査とその分析を行い,群馬県における水圏環境の有効性について考察した。平成21 年7 月19・20 日に,群馬県利根沼田地域在住の小学生8 名を対象とした水圏環境学習会「この川は、どこへ行く?~群馬県と海~」を群馬県立尾瀬高等学校との連携によって実施した。水圏環境学習会におけるプログラム作成は,ラーニングサイクル理論を用いた。プログラムには,群馬県立尾瀬高等学校内にある自然環境棟での室内学習と吹割渓谷での野外体験学習を含んでいる。水圏環境学習会に参加した児童(全4 回)8 名とその保護者(全2 回),高校生スタッフ(全1 回)から得られたアンケート結果を基に,考察を行った。これにより,水圏環境への児童の意識や群馬県における魚食文化の変化,水圏環境学習会後の水圏環境への興味・関心・意欲,児童の水圏環境リテラシーの高まりにおける母親の役割,高等学校との連携による水圏環境学習会について検証を行った。
- 2010-03-15
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