A Pragmatic and Sociolinguistic Analysis of Solidarity: The Case of English and Japanese
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概要
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This study focuses on the use of English inclusive we and Japanese sentence-final particle ne and yo, both of which are said to show solidarity between the participants of a conversation. Through a close examination of the social and pragmatic aspects of the two expressions, we obtain three factors governing their natural occurrences; psychological superiority, psychological distance and speaker's right. Next, we show that there is difference between English inclusive we and the Japanese sentence-final particles as to how the three factors affect their acceptability. The difference, we argue, reflects their differential (collective vs. individualistic) orientation of each culture.会話当事者間の連帯感、親しさを表す言語表現として知られている英語の「包含の"we"」と日本語の終助詞「ね」、「よ」を取り上げ、それらが基本的な用法とは別に、親しさを表す手段として使われる用法を「派生的用法」として区別した。そして、その派生的用法での使用がどのような社会的、語用論的制約を受けているかを考察し、話し手と聞き手との間の心理的優位性、心理的距離、話し手の権利という3つの概念に基づく制約が存在することを主張した。これらの制約は日本語ではそれぞれ同程度に有効であるのに対し、英語では話し手の権利に基づく制約が他の制約に優先されて適用されることを指摘し、このことは個人主義的指向性を示す英語社会と集団主義的指向性を示す日本語社会の文化的相違から生じるものである事を論じた。
- 2005-03-31
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