資料紹介本稿は貞享四年に刊行された、小袖の模様図案集である『源氏ひなかた』の一部を翻刻したものである。その一部とは、文学作品に登場する女性(計二十七人)にちなんだ衣装の雛形図を描き、その模様のいわれを記した箇所である。