飯田保健所管内における最近の結核新登録患者の動向についての一考察
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概要
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飯田保健所管内では平成21年に結核新登録患者が急増した。平成22年には結核新登録患者が平年並に減少した。この減少は塗抹陽性の肺結核の減少によることがわかった。一方、塗抹陰性の肺結核の減少割合はさほどではなかった。そこで、本稿では飯田保健所管内でみられたこれらの経年変化に関連する要因について検討することを目的とした。その結果、飯田地域の一医療機関にQFT検査機器が導入されたこととの関連の可能性が示唆された。
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