研究解説 : プラズマ溶解法によるチタン酸化物の溶融還元
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概要
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塩化蒸留を経ないチタンの新しい製造法として,TiO2のAl還元実験を試みた.機械的性質に悪影響を及ぼす酸素の混入を極力防ぐために,雰囲気制御が容易であるアルゴンアークプラズマを熱源として,るつぼは酸化物でない水冷銅るつぼを用いた.その結果還元反応は,およそ60秒程度で終了することがわかった.Al/TiO2(モル比)が1~2.8まで変化すると,生成したメタル中のアルミニウム濃度は,11.2~46.3wt%へ増加し,酸素濃度は,2.56~0.17wt%へ減少した.Al/TiO2(モル比)が1.9のときアルミニウム35wt%,酸素1.1wt%のチタン合金が製造できた.酸化物系のるつぼを使用した場合に比べて,低酸素の合金を製造することができた.
- 2011-11-18
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