カウンセリング・スキルを考慮した授業づくりに関する実証的研究--コミュニティ心理学的視座からのアプローチ
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概要
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本研究は、カウンセリング・スキルを生かした授業をすることによって生徒の授業に対する評価が上がるかどうか、また、教師の授業度が向上するかどうかを実証授業を行って検証することを目的にしている。同時に、臨床心理士が学校という現場に入り協働するというコミュニティ心理学の立場が有効かどうかを検討することである。その結果、実証授業後に生徒の授業に対する評価は上がり、教師の授業度も向上したことを示した。学校コミュニティへの臨床心理士の参画の意義を検討した。今後コミュニティ心理学が果たす役割が大きいことを示唆するものであった。
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奈良大学大学院 | 論文
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