携帯電話および防犯ブザーの所持が児童の安全能力に与える影響
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概要
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携帯電話や防犯ブザーの所持が児童の安全能力に与える影響を調べるため、学校が住宅地域にあり、かつ携帯電話所持率が全国平均と近い小学校6校を対象として、安全行動に関する調査を行った。分析対象者は、発達段階による影響を省くために、6年生に限定した。分析の結果、性別および防犯ブザーの所持と安全能力には関連性があることが理解できた。また、携帯電話の所持は、場面によっては、安全行動に影響を与えていることが明らかとなった。防犯ブザーは、家庭や学校の教育を反映しており、その機能自体の効果というよりも、所持することが安全意識や教育の象徴となっている。知識を与えるだけでなく行動変容させることが安全教育上重要であり、このためには、今回明らかとなった防犯ブザーの教育的効果を検証し、新たな教材を開発する必要性が強く求められた。
- 2011-03-31
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