「玉置幼児教育学」の系譜を巡るI -同和保育・人権保育研究の経緯-
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概要
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本論は,大阪教育大学幼児教育学教室で長年に亘り研究・教育活動をリードされてこられた玉置哲淳教授の退官にあたり,かつて玉置研究室で大学院生として学んだ弟子の内の3名が,玉置先生のこれまでの研究について,「同和保育・人権保育研究」「遊び研究」「カリキュラム研究」の3つの柱から整理した一連の研究の第l報である。第1報では,「同和保育・人権保育研究」に焦点を当て,その系譜を辿り,整理を行った。玉置先生の同和保育・人権保育研究については,本論では「同和保育の基本的理論の提起」「乳幼児の集団作り論の提起」「『人権保育』の提起」人権保育の普遍性・恒久性を目指して」の4つの時期区分で整理を行ったが,保育現場との双方向的やり取りにおいてその理論が深化していること, 「人権保育」が普遍性をもった保育のあり方であることを具体的に提起していることなど,この分野における諸研究の中でも画期を為す提起が行われていることが確認された。また,この分野の研究で得られた問題意識が,遊び研究やカリキュラム研究などの多様な研究のきっかけとなっていることが確認された。
- 2010-03-31
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