可見元代石刻拓影目録稿(自癸未年至至元20年)
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概要
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この目録は、現時点で日本国内において、図録類やWEB上の画像などによって拓影を見ることのできる元朝石刻についての目録である。近年、石刻を資料として用いる研究者の間で、過去にすでに作成された録文を利用するのではなく、拓本や写真を通じて、自ら石刻を「読む」ことを研究のベースとする、いわば「原石主義」とでも呼ぶことのできる方向が、1つの流れとして成立しつつある。その背景には、中国での多数の石刻拓影図録の刊行や、資料所蔵機関によるWEB上での拓影の公開があるのだが、その一方で、資料の利用にあたっての不可欠な作業である、どの石刻の拓影が、何に掲載され、どのような形で見ることができるかという、基本情報の整理がおこなわれていない。それを試みようというのが、この目録作成の目的である。ただし、本目録においても、資料収集の範囲に限界があることについては、あとで書く。
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