感情を表す動詞「困る」が示すテンス・アスペクト
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概要
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感情を表す動詞<困る>は、タ形で発話時の話し手の気持ちを表す。しかし、ル形も発話時の話し手の気持ちを表すことがあり、両者の使い分けが問題になる。両者が文中でどのように用いられることが多いかを観察した結果、ル形はアスペクト的には完成相、タ形は継続相を表し、また、テンス性は失われていると考えられる。両者のアスペクトの違いにより、ル形は一般的、タ形は個別的な意味を表す。
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