フォルスタッフの誕生 : シェイクスピア歴史劇と殉教の文化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
特別寄稿(Guest Contribution)シェイクスピアの歴史劇『ヘンリー四世』に登場する道化的騎士の名が、現在のサー・ジョン・フォルスタッフへと変更された経緯と理由を考察するなかで、プロテスタントの殉教者サー・ジョン・オールドキャッスルと、カトリックの歴史的殉教者エドマンド・キャンピオンの重要な影響を考慮し、そこに殉教の文化の強固な実在を見るが、それが示唆するのは、近代における主体形成の殉教者的死と脱殉教者的生の二方向の共存である。Regarding, in Shakespeare's Henry the Fourth, some shadowy presence of two historical martyrs (Sir John Oldcastle the Protestant hero as well as Edmund Campion the Catholic saint, the latter of whom Shakespeare arguably met in his lost years) in the character of Sir John Falstaff, this essay suggests some strong influence of the post-reformation culture of martyrdom which definitely constructed early modern subjectivity in two oppositional (but sometimes parallel) directions of life and death.
- 2011-08-25
論文 | ランダム
- トリプルプローブを用いた大気圧窒素プラズマジェットの瞬時測定
- 46.胸腺腫と食道粘膜下腫瘍を合併した症例に対し,3ポートアクセス胸腔鏡下に一期的切除した1例(第145回 日本肺癌学会関東支部会,関東支部,支部活動)
- プラズマジェット照射したSUS304鋼のエポキシ樹脂との密着性に関する研究
- 12.胸腔鏡下に切除した原発性胸腺MALTリンパ腫の1例(第115回 日本呼吸器内視鏡学会関東支部会(記録))
- 減圧窒素アークプラズマの振動温度及び回転温度の測定