化学発光の実験でのライトスティックの利用
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概要
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研究ノート慶應義塾大学日吉キャンパスにおける文系学生を対象とした化学実験のテーマの1つに, 化学発光に関する実験がある。これは, ルミノールやルシゲニンの酸化分解反応に伴う発光の観察である。しかし, 発光持続時間は数秒から1分程度と非常に短い。それに比べてシュウ酸エステルの化学発光は, うまく条件を設定してやると量子収率も高く, 発光持続時間もかなり長くなる。またそれを応用したライトスティックが市販されている。そこで, このライトスティックを学生実験に導入することで, 反応速度と発光強度ならびに発光持続時間の関係について考える機会を設けることにした。なお, シュウ酸エステルの化学発光の反応機構はまだ議論が続いているホットな研究分野であるが, 現時点でわかっていることをできるだけ簡潔にまとめた。
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