子育て支援センターを利用する母親の生活習慣・BMI・骨量と幼児の生活習慣
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概要
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本研究の目的は,子育て支援センターを利用する幼児をもつ母親を対象に,「幼児を育てるお母さんの健康教室」の中で行った調査から,母親のBMI・体脂肪率・骨量と母親の生活習慣への関心,生活習慣・食習慣の実態を把握すること,および,幼児の肥満度および生活習慣・食習慣と,母親のBMI・体脂肪率・骨量と,母親の生活習慣への関心,生活習慣・食習慣の関連を検討し,看護活動への示唆を得ることである.教室には,31組の母親と幼児が参加した.母親のBMIの平均値は21.1±2.1,体脂肪率は平均26.3±3.8であり肥満傾向の母親は1名のみであった.骨量対同年齢は平均96.4±14.3%であり,90%未満の母親が12名(38.7%)を占めた.骨量100%以上の母親は,100%未満の母親に比べBMIが高く,小食が少なく,検診を定期的に受けていた.幼児の肥満度の平均は3.3±6.6%であり,肥満度15%以上の児は1名のみであった.テレビやビデオ等で1日2時間以上遊ぶ幼児は13名(42.0%)を占め,全員が21時以降に就寝し,このうち4名に朝食の欠食がみられた.母親の食習慣への関心が高いことは幼児が脂肪を多く摂りすぎないことと,母親の生活リズムへの関心が高いことは幼児が間食を摂りすぎないことや間食の量や時間を決めていることと関連がみられた.
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