鼻性NK/T細胞リンパ腫におけるmetalloelastaseの解析
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概要
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著作権は本学会に所属出版社版鼻性NK/T細胞リンパ腫細胞株と他のリンパ腫・白血病細胞株、健常人より分離した末梢血リンパ球(PBMC)間で遺伝子発現の差を比較検討し、鼻性NK/T細胞リンパ腫細胞株で高発現している遺伝子を検索した。鼻性NK/T細胞リンパ腫細胞株はNK細胞型としてSNK-6、SNK-1、γδT細胞型としてSNT-8を用いた。その他、NK細胞株としてNK-92、KHYG-1、KAI3を、NK-like T-cell linesとしてDERL-2、MTAを、T細胞株としてJurkat、MOLT-4、PEERを、またB細胞株としてRajiを用いた。cDNAアレイにてSNK-6とSNT-8、NK-92、健常人PBMCの遺伝子発現差をみると、SNK-6にてmetalloelastaseの遺伝子発現上昇を認めた。Metalloelastaseは、鼻性NK/T細胞リンパ腫細胞株のNK細胞株であるSNK-6とSNK-1でのみ発現が認められた。
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