児童における読みのメタ認知的知識の発達に関する研究
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概要
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小学3年生と6年生を対象にして、読みのメタ認知的知識の発達を調べた。調査項目は筆者らが作成した材料変数に限定されたもので、文章の長さ、内容の親近性、表記形態などに関する10個の条件文について、評定に要する時間、理解度、精神的負担の3点について回答させた。その結果、時間についての判断には発達差はみられなかったが、理解度や精神的負担については判断に発達差がみられた。3年生では、条件文に表われた比較的表層的情報に限定した形で判断を行うが、6年生になると、人、課題、方略といったメタ認知的知識のすべてを考慮した形で、判断を行うように変化していることが明らかになった。
- 1989-03-01
論文 | ランダム
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