遺伝子診断教育のための簡便な耳垢型遺伝子多型解析法
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概要
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遺伝子解析研究の進歩とともに将来が期待される遺伝子診断の分野を高校・大学生に正しく理解させるために遺伝子診断実験の教材化の検討を行った。日本人ルーツ探訪のバイオマーカーとして話題の耳垢型(ABCC11)遺伝子の一塩基多型の遺伝子診断を行うこととした。生体試料は,個人情報保護の観点と非侵襲的なサンプリング方法である頭髪の毛根部を利用したPCR-RFLP(Polymerase Chain Reaction-Restriction Fragment Length Polymorphism)法を検討した。毛根部をダイレクトにPCR反応液に挿入し,DNA抽出を行わない上,特殊な機器も使用しない。実験時間の長さや実験機材の観点から一般的な高校の実験室での実施可能な有意義な教材であることが示唆された。
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