橈骨遠位端骨折に対するmodified condylar stabilizing 法
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概要
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橈骨遠位端骨折19例(平均年齢67.6歳)に対して,徒手整復とKirschner 鋼線による仮固定後にcondylar stabilizing 法を行う,modified condylar stabilizing 法を用いて治療を行った。受傷時,術直後,最終経過観察時(平均24週)のX 線像からradial inclination(RI),volar tilt(VT),ulnar variance(UV)を計測した。臨床評価はCooney の機能評価変法を用いた。RI は受傷時19.6°術直後23.9°最終経過観察時24.5°.VT は受傷時-14.6°術直後13.5°最終経過観察時12.6°.UV は受傷+2.8mm 術直後+0.6mm 最終経過観察時+1.5mmだった。Cooney の機能評価変法でExellent14例,good4例,poor1例だった。modified condylar stabilizing 法は整復操作が容易で転位の矯正力も強いため橈骨遠位端骨折に有効な方法と考えられた。
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